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よみがな
しろ地平ちへいのかなた てなき天空てんくう

見下みおろせば巨大きょだいくもされ孤立こりつしてゆく

ぼくだけのこして

ゆびでなぞった記号きごう宿やどってるのは
ここにだれかが たというのかい

かわいたかぜかれて 突然雨とつぜんあめたれて
ひざまづくつより

稲妻いなずま安息あんそくがやってくる
そのつばかりで

やせほそゆびを すりけてくリングと
地表ちひょうのこ記号きごう意味いみ

ゆびでなぞった 何度なんども その記号きごう
はじめからここには ぼくしかいない

かわいたかぜかれて 突然雨とつぜんあめたれて
ひざまずくつより

稲妻いなずま安息あんそくがやってくる
そのつばかりで

ずっとまえこの記号きごうぼく自分じぶんのこしてた
最初さいしょから 一人ひとりきり

稲妻いなずま安息あんそくがやってくる
その一人ひとりきり