明日あすへと続つづく坂道さかみち サビた車輪しゃりんに跨またがり
ゆっくり そう ただゆっくりと孤独こどくを乗のせて進すすむ

昨日振きのうふり返かえる事ことなく 上手うまくバランス取とりながら
どうにかこうにかやってます 今日きょうも…

時ときには壁かべにぶつかることもある
だけど 登のぼった時ときの喜よろこびを
覚おぼえてるから また
車輪しゃりんは回まわり出だす

上のぼり坂ざかの途中とちゅうで 思おもわず涙なみだにじむ
街中まちじゅうを 柔やわらかく包つつむ 夕焼ゆうやけが堪たまらなく 綺麗きれいで…

僕ぼくを抜ぬき去さる風かぜにバランス奪うばわれた もう
どうにも こうにも ならない ココロ…

時計仕掛とけいじかけの自分じぶんの胸むねの中なか
つまらないプライドを外はずし
その隙間すきまに理由りゆうをはめ込こめば
扉とびらは開ひらくよ

時ときには壁かべにぶつかることもある
だけどまだ見みれていない沢山たくさんの
景色けしきがある限かぎり何度なんどでも
ペダルを漕こいで 永遠えいえんの坂道さかみちを…