何なにも浮うかばない日ひは それでも良いいのだって
たった今いまの小ちいさなあたしの 空そらを見みて思おもった

確たしか昨日きのうあなたの一言ひとことで心こころの引ひき出だしが溢あふれてしまった

明日あしたの朝あさこの部屋へやを出でるとき
また迷まよったら あたしは無意識むいしきに
目指めざすのでしょう 愛あいしてるのでしょう
あなたの言葉ことばが聞きこえる

乾かわいた空気くうきを湿しめらせ 温あたたかい話はなしをして
あなたの久ひさしぶりの声こえ あたしの全すべて包つつんだ

真夜中まよなかに響ひびいた秒針びょうしん
あなたにすり傷きずを見みられてしまった

いつだってそう 澄すみ切きったその目めに
ただ負まけそうで 目めをそらしてしまう
前まえを歩あるいてて これからもずっと
あなたの光ひかりがこぼれる

明日あしたの朝あさこの部屋へやを出でるとき
また迷まよっても 泣なきそうになっても
明日あしたの朝あさこの部屋へやを出でるとき
また迷まよったら あたしは無意識むいしきに
目指めざすのでしょう 愛あいしてるのでしょう
あなたの言葉ことばが聞きこえる