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ひょうのようにうつくしくわたし
着飾きかざるはやみ毛皮けがわ
谷間たにま百合ゆり みつけても
あなたの場所ばしょかうため

きばてる果肉かにくあまさは
むすばぬ不実ふじつゆめ
まじわりましょう

げてるのかってるのか
わからなくなるまで
わたしをて もっとふか
おぼみだ蜜地獄みつじごく

魔触ましょくつめ 腐蝕ふしょくほね
きし音響おとひびかせ
これがあいにくしみなのか
こたえは必要ひつようですか

ああつかまれた心臓しんぞう
あなたのこおりのような
ゆびなかかえるわ

かなしみだけらしても
よそおうはちょう微笑びしょう
足首結あしくびゆわく綺麗きれいくさり
奈落ならくとびらにつながり

したでなぞる鍵孔かぎあなさき
あじしげ小径こみち
すすめますか

いてるのかかれるのか
わからなくなるほど
あなたをまわうで
いてって薔薇地獄ばらじごく

不浄ふじょうつき 腐爛ふらんよる
けてはまたちる
これがこいでも裏切うらぎりでも
しかばねおんなじでしょう

ああにしつくしたものから
その色褪いろあせるなら
何度なんどだってまれわる

げてるのかってるのか
わからなくなるまで
わたしをて もっとらえて
えて紅蓮薔薇地獄ぐれんばらじごく

いきたいのかちたいのか
もうわからないけど
これがあいくるしみならば
終焉しゅうえんしいですね

ああうばってそのこころ
ろうわりゆくわたしの
からだのおく めるわ