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ばしてきみれたとき
たか音符おんぷむねなかにひとつ
そら 二人ふたりつめた
どこまでもつづ世界せかい
んでいた

こいちていたみを
ひとひとになれるのだろう
きみいたよるこう
ひびわたときのシンバル

このそらえが二人ふたり運命カルマ
あいうたかなでるときっとしんじて
あかつきなみだ しずかな音楽おんがく
きてこう
ひかりうように

きみこえんでくれたから
はじめてのねがいがまれたようで
その見果みはてぬそらまで
六月ろくがつあか月影つきかげ
いかけて

まれちたなみだうみ
ひと何度叫なんどさけぶのだろう
ついえたゆめかげなか
ひかりあれと
ひびけアレルヤ

きてく、ただそれだけの運命カルマ
よろこびよりくるしみをぶのはどうして
夢見ゆめみるのはいつもしずかな音楽おんがく
きみねむ彼方かなたとどくように

きみれたとき
はじめてのうたが世界せかいまれた

くだちたなつなか
ひびわたなげきのうた
こいゆめもいつかえて
それでもまだとどかぬこえ

よごれたはならい
きみともきるのだろう
ほろびのゆめ ときこう
こえるでしょう
とおいアレルヤ

このそらにたった一度いちどだけでいい
あいうたひびかせて ほむらのように
あふすよ はげしくしずかな音楽おんがく
あかつきゆめ
最後さいごそら