文字サイズ
よみがな
まれるまえ記憶きおくなにのこっていないのは
だれかがぼくらのことをためしているから
まれるまえたしかにぼくらがっていたものを
このみじか時間じかんつけられるかどうかを

かぎりなくゼロにちかいスタートのぼくらが
もらったものこころいしひとつ
しろひかるそいつをほこらしげにかかげたよ
きずひとつないそいつをほこらしげにかかげた

あなたはあなたにまれてきてもなお
あなたをさがしていしころがす
よごれてしまうたび なみだながしても

まれわる孤独こどくぼくらはっているから
まれたときはあんなにきじゃくっているんだろう
まれわる孤独こどくぼくらはっているから
だれかの最後さいごのときはいてやれるんだろう

まれわる孤独こどくぼくらはっているから
まれるまえ記憶きおくしたんだろう

あなたはあなたがまれてきたことを
あなたにいかけいしとも
ためしているのは自分自身じぶんじしんなんだ