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もう 香かおりもなくて
そう おもかげだけ
誰だれかのそばで眠ねむった
かすかに覚おぼえている
そっと 触ふれてても
遠とおく 風かぜに舞まい上あがって
ああ 時ときは まぶたに溶とけて
消きえてゆくけれど
足跡あしあと 残のこしていった
記憶きおくの片隅かたすみにだけ
まだ 揺ゆれている
ああ 君きみの気配けはい
静しずかに 言葉ことばは燃もえて
たゆたう 空白くうはくの手紙てがみ
どこかで うたが聞きこえて
君きみが 踊おどっている
ああどうか 出会であえなかった
君きみが 笑わらってるように
悲かなしみよ
透すき通とおる 朝あさ
のぼってゆける
ああ 時ときは まぶたに溶とけて
消きえてゆくけれど
足跡あしあと 残のこしていった
記憶きおくの片隅かたすみに
どこかで うたが聞きこえて
君きみが 踊おどっている
ああどうか 出会であえなかった
君きみが 笑わらってるように
そう おもかげだけ
誰だれかのそばで眠ねむった
かすかに覚おぼえている
そっと 触ふれてても
遠とおく 風かぜに舞まい上あがって
ああ 時ときは まぶたに溶とけて
消きえてゆくけれど
足跡あしあと 残のこしていった
記憶きおくの片隅かたすみにだけ
まだ 揺ゆれている
ああ 君きみの気配けはい
静しずかに 言葉ことばは燃もえて
たゆたう 空白くうはくの手紙てがみ
どこかで うたが聞きこえて
君きみが 踊おどっている
ああどうか 出会であえなかった
君きみが 笑わらってるように
悲かなしみよ
透すき通とおる 朝あさ
のぼってゆける
ああ 時ときは まぶたに溶とけて
消きえてゆくけれど
足跡あしあと 残のこしていった
記憶きおくの片隅かたすみに
どこかで うたが聞きこえて
君きみが 踊おどっている
ああどうか 出会であえなかった
君きみが 笑わらってるように