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きみかみがたなびく あかめたしろ記憶きおくがまたよみがえ

つめたくたたずむは最愛さいあい輪郭かたち
はかなれるのは極彩ごくさい花束はなたば

落日らくじつきみかおりがえに ぼくくるわせる

ふかしずんでゆく もうわらわぬむくろを そう つよつよきしめたら
このわりに ぼくはまた あいうた

あざやかなままねむきみかたわら
憮然ぶぜん脈打みゃくうつは薄弱はくじゃくいのち

きみだけはあたしのぶんまで、、、。」 たせない約束やくそく為生ためいき”

ふかしずんでゆく もうあいせぬむくろ
嗚呼ああ 何故なぜきみうばるの? ただつなぐため 唯一ゆいいつあいさけぶんだ。

季節きせつはすぎ腐食ふしょくしてゆくきみ もうめぐらぬ運命さだめならば もういっそ、、、。

ふかしずんでゆく もうわらわぬむくろを そう つよつよきしめたら

「あとすこし」

とどかぬおもいならば なにおもきよう?
ごめんね約束やくそくやぶるよ さびしくなんかない
いますぐにいにゆくから。