- 文字サイズ
- よみがな
きっとね、カラカラ落おちて
きっとね、空そらから見みてる
「ねえねえ。」
ずっとね、君きみを見みていると
その感情かんじょうは薄うすれてしまうけれど
きっと胸むねの奥おくの奥おくの海うみで溺おぼれてる
「どうする?」
僕ぼくの手てをもぎ 走はしり去さる君きみを見みていたんだけど
つまらないから 余あまった足あしで その背せを踏ふみつぶした
痛いたみに歪ゆがむその顔かおが 可愛かわいくて可愛かわいくて
何度なんども君きみを傷きずつける
「止やめないでよ。」
何なにがどうしてアレがコウして
こうなったどうなった?
「止やめて。」
うるさいな
どうだっていいだろ
黙だまって従したがえ だって
君きみは僕ぼくだろ?
僕ぼくの手てを付つき 起おき上あがる君きみを見みていたんだけど
起おき上あがる前まえに 押おし倒たおして
「言いえ。僕ぼくが好すきだろ?」
ひとつひとつ片付かたづけて
君きみを待まつ僕ぼくの手てを引ひこうとする
ひとつずつでしか存在出来そんざいできない僕ぼくを
僕ぼくは殺ころした
君きみの手てを引ひき 走はしり去さる僕ぼくはたくさんの僕ぼくの
生いき残のこりでさ かっこよくもなくて バカだけど
この僕ぼくが生いき残のこれたのはたぶん てゆーか絶対ぜったい
君きみのおかげで僕ぼくは君きみの影かげ ずっと側そばにいるよ
きっとね、空そらから見みてる
「ねえねえ。」
ずっとね、君きみを見みていると
その感情かんじょうは薄うすれてしまうけれど
きっと胸むねの奥おくの奥おくの海うみで溺おぼれてる
「どうする?」
僕ぼくの手てをもぎ 走はしり去さる君きみを見みていたんだけど
つまらないから 余あまった足あしで その背せを踏ふみつぶした
痛いたみに歪ゆがむその顔かおが 可愛かわいくて可愛かわいくて
何度なんども君きみを傷きずつける
「止やめないでよ。」
何なにがどうしてアレがコウして
こうなったどうなった?
「止やめて。」
うるさいな
どうだっていいだろ
黙だまって従したがえ だって
君きみは僕ぼくだろ?
僕ぼくの手てを付つき 起おき上あがる君きみを見みていたんだけど
起おき上あがる前まえに 押おし倒たおして
「言いえ。僕ぼくが好すきだろ?」
ひとつひとつ片付かたづけて
君きみを待まつ僕ぼくの手てを引ひこうとする
ひとつずつでしか存在出来そんざいできない僕ぼくを
僕ぼくは殺ころした
君きみの手てを引ひき 走はしり去さる僕ぼくはたくさんの僕ぼくの
生いき残のこりでさ かっこよくもなくて バカだけど
この僕ぼくが生いき残のこれたのはたぶん てゆーか絶対ぜったい
君きみのおかげで僕ぼくは君きみの影かげ ずっと側そばにいるよ