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よみがな
生乾なまがわきの
きずだろうに
さみしくてがせば
またあかながれる

こころはなぜ
あてもなしに
ひとをおもまよ
みにくはなたね

しいならうばうまで
だれだってよご
ひとつしか
ないものもあるでしょう

いていていてどうする
もろいところばかり あいんでかばう
はな はかないはな
あざのようにのこるだけの
ながゆめるだけ

みずはとうに
れてるのに
いろだけはあざやか
そんなこいほどまる

ここにあるしあわせは
どこかで不幸ふしあわ
神様かみさま
あやとりが下手へたでしょう

いていていてどうなる
いたいところばかり せて他人ひと嘲笑わら
はな 綺麗きれいはな
そばにおいて手懐てなずけても
なにもこたえないのに

えないいとをたぐり
ありもしないあま日々ひびさぐりながら
えない孤独こどくだけを
ふかむねいてねむ
とお夜明よあつだけ