粉雪こなゆきが舞まう夜よるなら 涙なみだも隠かくしやすくて
最後さいごは溢あふれないように 笑わらった
そして僕ぼくのチューニングは 壊こわれたギターみたいで
音楽おんがくに頼たよる日々ひびに ひどく泣ないた

オーケストラの中心ちゅうしんで 君きみのいない痛いたさわかって
はじめて僕ぼくの心こころに「歌うたがない」と気付きづく

抱だきしめていたい 君きみだけ壊こわす程ほどに
絶望ぜつぼうの樹きの下したで願ねがう
今曲いまきょくが止とまり 変かわりに月つきを見みれば
僕ぼくは僕ぼくは 歩あるけるのでしょうか…?
I wish that heart will go on... Uh...

どんな綺麗きれいな空そらより 君きみのピアノが好すきだった
離はなれるほど気持きもちなんて 近ちかづく
二度にどと戻もどることのない 砂時計すなどけいを返かえしてる
夢ゆめも時ときも君きみも全部ぜんぶ 凍こおったままで

まるでオルフェの竪琴たてごとさ グシャグシャになった音おとは
出逢であえた今いまの花はなにも「何なにか違ちがう」と叫さけぶ

もう一度声いちどこえを聞きかせてくれませんか?
色褪いろあせない記憶きおくに嘆なげいた
眠ねむる場所ばしょさえも すべてが 遠とおいけれど
今日きょうも今日きょうも 君きみだけを想おもうよ…
I feel that grief will go on...

言葉ことばなんかじゃ笑顔えがおなんかじゃ 祈いのりなんかじゃ伝つたわらなくて…
描えがいた明日あすもぬり絵えの過去かこも メモリーみたいに消きえて…
君きみという名なの手錠てじょうなんかにカギはなくて Uh...
ストリングスの海うみで彷徨さまよう Ah...

この幻想曲ファンタジアに終おわりをくれませんか?
絶望ぜつぼうの樹きの下したで願ねがう
嗚呼苦ああくるしいほど 切せつないメロディーは
キスも恋こいも ピリオドを越こえても
消きえないバラード… Woh...