春色街角はるいろまちかど
空そらは着替きがえてても
花はなと恋こいの香かおりには
まだ気きづいてない

ハート どこか欠かけてて
何なにも自信じしんがないから
風かぜに吹ふかれてしまうと
不安ふあんになるの
愛いとしさの木々きぎの隙間すきま
寂さみしさが
影かげを作つくるよ

愛あいを選えらんでください
クラスメイトのその中なかから
たった一人ひとりだけの誰だれかが
そう あなたの恋人こいびと
愛あいを選えらんでください
みんな可愛かわいい子こばかりだし
みんな性格せいかくもいい子こだし
きっと 私わたし 圏外けんがい

たったひとつ
勝かてることは
誰だれよりも
あなたが好すきです

降ふり出だす小雨こさめに
傘かさを持もってなくて
私わたし
大おおきな庇ひさしを
ずっと 探さがしてた

体からだ 濡ぬれてしまって
心こころ 震ふるえているから
強つよい腕うでのぬくもりで
包つつんで欲ほしい
独ひとり言ごと つぶやいたら
あなたまで
届とどくかしら

愛あいに気きづいてください
同おなじ教室きょうしつの片隅かたすみ
わざと目めと目合めあわさないのは
胸むねが苦くるしくなるの
愛あいに気きづいてください
雨あめに打うたれて彷徨さまよってる
傘かさに入いれてと言いえないまま
だって 私わたし 臆病おくびょう

告こくるなんて
できないから
いつまでも
あなたを待まつだけ

愛あいを選えらんでください
クラスメイトのその中なかから
たった一人ひとりだけの誰だれかが
そう あなたの恋人こいびと
愛あいを選えらんでください
みんな可愛かわいい子こばかりだし
みんな性格せいかくもいい子こだし
きっと 私わたし 圏外けんがい

たったひとつ
勝かてることは
誰だれよりも
あなたが好すきです