夢ゆめばかり語かたって、本当ほんとうは何なにもできてないくせに
取とり戻もどせない時間じかん、過すぎるの見みてるだけの 私わたし

「心配しんぱいだよ、美穂みほ、頑張がんばってるか?」
留守電るすでんにかすれたパパの声こえ。
繰くり返かえし、聞きけば聞きくほど温あたたかいから、悔くやしい。。

But, Baby wait and see
誰だれかが言いってくれた私わたしの特技とくぎはそう、
「嘘うそみたいな悲かなしいことも、笑わらい飛とばせてたじゃん」

四月しがつになって 桜さくらが咲さくと
思おもい出だすんだ
卒業式そつぎょうしきで小ちいさな私わたしは、はじめて歌うたを聞きかせたよね
聞きこえてますか?届とどいてますか?
迷まよいだらけの歌うただけど
いつもあなたを想おもって、ラリラ・ラリララララ♪

大人おとなになるって 恐こわいことが増ふえていくんだね
でもあなたの厳きびしかった言葉ことばは、今いま、優やさしい。

いつになっても、あぁ、言いいたいことの1/3さんぶんのいちも言いえなくて
逆ぎゃくに焦あせる 焦あせれば焦あせるほど いつもカラマワリ…。

But, Baby wait and see
いつか家族かぞくがもう一度いちど、一緒いっしょに暮くらせるように
嘘うそでも作つくり笑顔えがおで歌うたうと、そう決きめてたじゃん

四月しがつになって 桜さくらが咲さくと
思おもい出だすんだ
卒業式そつぎょうしきで小ちいさな私わたしは、はじめて歌うたを聞きかせたよね
聞きこえてますか?届とどいてますか?
迷まよいだらけの歌うただけど
いつもあなたを想おもって、ラリラ・ラリララララ♪

あんなに小ちいさかった二人ふたりの妹いもうとたちの手てが
私以外わたしいがいの誰だれかの手てを、幸しあわせな心こころで、握にぎるまで

凍こごえる夜よるも 小ちいさな部屋へやで
家族皆かぞくみんなで笑わらったから
全然ぜんぜん、寒さむくなかった
寂さみしくもなかった
歌うたを歌うたうと ママが笑わらった
だから私わたしは歌うたったんだ

今いまもあなたを想おもって、ラリラ・ラリララララ♪