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きしおとかなでにれず
距離きょりつくるわたしをゆるさないでいい
あなたのやりかたでいい

ふくがる上辺うわべだけのうそ
ほこかばうあなたとかっている
いまはそのままで悪戯いたずらきて

なにほうむにして のこせる
わたしのうでがもうすこしだけなが
すべてをつつめたなら
不安ふあんあせりをしこりを
魔法まほうけてあげること出来でき

とおくへあたらしくひらいたとびら
あなたはていく まばゆ季節ときなか

るぎのないまっすぐな視線しせん
獲物えものするどいあなたの姿すがた
わたしは目指めざしていかけたけれど

えだわかれた旅路たびじこうで
しずんだこころ つくろいながらわら
あなたのせたほほ
戸惑とまどひとみらしていてく
あきらめてしまったのは わたしだった

いくつの出会であいを さよならでえるのだろう
ちいさくうなずく わたしはただ無力むりょく

とおくへあたらしくひらいたとびら
わかれのいたみを かがや宝石ほうせきへとえて
ふたりがかさねた日々ひびくさないでいて
あなたがえてく まばゆ季節ときなか

軌跡きせきえがくために