文字サイズ
よみがな
ほしつきしずく
だれみちらすのだろう
かぜもりいのち
孤独こどくさえもつつむのだろう

夢中むちゅういかけたかすかなそのひかり
銀河ぎんがとどきそうなそらした

けるよるなか俺達おれたちはし
場所ばしょさがしながら彷徨さまよったほたるのように いま

くもそらうばって
やさしすぎるあめらす
過去かこきずなみだ
いやしながらってゆく

はかならしてるちいさなそのからだ
まれてしまいそうなやみなか

ける日々ひびなかおもはな
さみしさをかかえたまま別々べつべつ旅路たじじあるいま

とおざかる蝉時雨せみしぐれ かぜえたなつかお

けるよるなか俺達おれたちはし
場所ばしょさがしながら何処どこまでもくのだろう

ける日々ひびなかおもはな
さみしさをかかえたまま別々べつべつみち

こころにたったひとえない景色けしきがある
まよったそのときにはいつでもおもしてくれ