迷まよい込こんだ砂漠さばくの果はて 生いきる意味いみを無なくしたまま
握にぎりしめた剣つるぎはただ一ひとつの誇ほこりだった

夜よるに滲にじむ罪つみの跡あと

燃もえる生命せいめいの花はな
揺ゆれる衝動しょうどうのまま
たぎるエナジー
そう命いのちは確たしかに未来みらいを望のぞんだ

この世界せかいは砂塵さじんの中なか 闘たたかう日ひに終おわりはない
振ふりかざした剣つるぎは音おともたてず崩くずれ去さった

夜よるに垂たれる蜘蛛くもの糸いと

叫さけぶ欲望よくぼうさえも
消きえる静寂せいじゃくの闇やみ
響ひびく魂たのしい
そう命いのちは微かすかに呼吸こきゅうを続つづけた

サソリの死骸しがい 蹴けり飛とばす
霞かすんだ視界しかい 晴はれてゆく

空そらに映うつる影かげ あなたの顔かお
生いきる意味いみが今溢いまあふれ出だすよ

遠とおく地平ちへいの彼方かなた
照てらす太陽たいようの下した
歩あるき出だした
この大地だいちを強つよく踏ふんで

燃もえる生命せいめいの花はな
揺ゆれる衝動しょうどうのまま
たぎるエナジー
さあ命いのちが示しめした生いきる場所目指ばしょめざし