この歌うたは はじめから あなたへの
つのる思おもいで はち切きれる歌うた
夜明よあけには 霧きりの中なか 生うまれ出だす
水晶すいしょうのように きらめき くだけて
涙なみださえ 振ふり切きって
背中せなかには うぶ毛げだつ
翼つばさを広ひろげ 幾いくとせ ちとせまで
飛とび越こえ 歌うたい また飛とび上あがり 歌うたって

この歌うたは はじめから あなたへと
暖あたため続つづけた 愛あいのことです
夜道よみちには 空そらじゅうの
星ほしくずの神々かみがみが きらめき さざめき歌うたう
刃やいばさえ 振ふり切きって
背中せなかには うぶ毛げだつ
翼つばさを広ひろげ 幾いくとせ ちとせまで
飛とび越こえ 歌うたい また飛とび上あがり 歌うたって