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あざやかなはなびら ゆきはなちる
大地だいちねむりさえ 邪魔じゃまをせずちる
ぼくのすぐそばから 大切たいせつなものえる
ねつもるゆきけるようにえる

こころはかりそめ ただようままで ゆっくり現実げんじつをなぞるばかり

茜色あかねいろそら よるせまかびがるのは一番星いちばんぼし
かえされゆく不変ふへんうず 明日あすもそれはおなじで
すべてをこのつかみたいのに ふたつのてのひらすりけてった
運命うんめいなどという言葉ことばなんて らないほうかったのになぁ…

ふとよぎ記憶きおくが このうえなくうれしい
ときあらがうように むかしもどりたい

色褪いろあせるおも あなたのこえすこしずつかすれてとおくなってる

コバルトいろした大海原おおうなばら そそいだかわには雪解ゆきどみず
めぐるものはみな あきらめたようにあずゆだねる
あなたはきたくなかったでしょう? 突然とつぜんかぜさらわれるように
ぼくとははなれたみちった しむもないままった

うしなうものがおおくありぎて そのなか希望きぼうみちつけるだなんて…

茜色あかねいろそら 闇夜やみよつき 地球ちきゅうのどこかでまれるいのち
宇宙うちゅう法則ほうそくうえあるちいぎる僕達ぼくたち
わすれたくはない ってしくない だからいまここでうたえる
あと何年経なんねんたっても ぼくなかふかふかとどめておくよ