文字サイズ
よみがな
あまかぜときさえ
このおもひは 十六夜いざよいに…

りんとしたあなたとおな
手折たおられぬはな いろにおへど
こととどかないまま
うれえだからえた

あなたのそらぶ、てふ(ちょう)になれぬのなら
そのかなしみ くるしみを らいつくおにでもかまわない

あまかぜときさえ このおもひを らせと
ゆめ刹那せつな このこころさなぎのまま 輪廻りんね
かすそら 十六夜涙いざよいなみだ

息吹いぶくあなたのような
ごうはな いろにおへど
もどる この言霊ことだま
たが姿すがたでもよいと…

いとしいそらう てふ(ちょう)になれぬのなら
くるおしい (夜)にいた あなたをこわおにでもかまわない

あまかぜよ この羽頼はたよりに このおもひを とどけたくて
とき刹那せつな かな逢瀬おうせはる余韻よいん 輪廻りんね
あおそら 十夜月夜いざよいづきよ

あまかぜときさえ このおもひを らせと
ゆめ刹那せつな このこころさなぎのまま 輪廻りんね
かすそら 十六夜涙いざよいなみだ

あまかぜよ この羽頼はたよりに このおもひを とどけたくて
とき刹那せつな かな逢瀬おうせはる余韻よいん 輪廻りんね
あおそら 十夜月夜いざよいづきよ