夜よるの雨あめ 無口むくちなままで
見みつめていた二人ふたり
悲かなしみが 行ゆく当あてもなく
漂ただよう部屋へやで

もっと ずっと 一緒いっしょにいれたら…
儚はかない夢ゆめを見みてた

言葉ことばだけじゃ足たりない
すべて焼やき尽つくすほど
私わたしを愛あいして この体からだに
深ふかく深ふかく刻きざんだ
あなたの温ぬくもりが
いつまでも 消きえてしまわないように

我儘わがままな 私わたしの事ことを
恨うらんでいるかしら?
何なにもかも 捨すててしまえば
楽らくになれると

このまま 降ふり続つづく雨あめに
二人ふたりの想おもい 流ながす

忘わすれられないくらい
強つよく抱だきしめさせて
あなたのすべてを この心こころに
深ふかく深ふかく刻きざんで 離はなれていく事ことを
いつまでも 許ゆるさずに憶おぼえていて

言葉ことばだけじゃ足たりない
すべて焼やき尽つくすほど
私わたしを愛あいして この体からだに
深ふかく深ふかく刻きざんだ
あなたの温ぬくもりが
いつまでも 消きえてしまわないように

忘わすれられないくらい
強つよく抱だきしめさせて
あなたのすべてを この心こころに
深ふかく深ふかく刻きざんで 離はなれていく事ことを
いつまでも 許ゆるさずに憶おぼえていて