届とどかない空そら ざらつく風かぜ 君きみは雨唄あまうたのよう
僕ぼくはここにいるよ その先さきへと羽はばたくために

研とぎ澄すまされてく 言葉ことばの刃やいばに僕ぼくは
虚むなしさばかりを 感かんじている

くり返かえされてく アイジョウ・ニチジョウ・イタミ
蒼あおく尖とがっては 傷きずつけ来きた

ふいに溢あふれた 君きみのその微笑ほほえみ
僕ぼくはいつから 笑わらえなくなってた?

届とどかない空そら ざらつく風かぜ 君きみは雨唄あまうたのよう
そっと金切かなきり声ごえ うまく流ながす
今いま 願ねがいが祈いのりになる 思おもい出でなどじゃなくて
僕ぼくはここにいるよ その先さきへと羽はばたくために

人ひとごみ揺ゆれてた 大おおきな瞳ひとみがなぜか
空からっぽの心こころ 埋うめ尽つくした

引ひき寄よせられてく カナシミ・ゲキジョウ・ムジョウ
振ふり切きる力ちからを 君きみがくれた

涙なみだこらえて 何なにを描えがけるんだろ?
触ふれた微笑ほほえみ 優やさしさで守まもりたい

届とどかない空そら ざらつく風かぜ 君きみは真実しんじつの花はな
伝つたうこの痛いたみも 輝かがやきへと
めぐり会あえた この奇跡きせきは 偽いつわりなどじゃなくて
僕ぼくはここにいるよ ただ未来みらいを手てにするために

届とどかない空そら ざらつく風かぜ 君きみは雨唄あまうたのよう
そっと金切かなきり声ごえ うまく流ながす
今いま 願ねがいが祈いのりになる 思おもい出でなどじゃなくて
僕ぼくはここにいるよ その先さきへと羽はばたくために