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ちる はなびら ほほつたしずく
あの日2人ひふたり見上みあげてた 景色けしきいまただ1人ひとり

おもすのがこわくて
ひとみ こころざして
何度なんどそうとしたの そのたびに あなたあふれた

ずっとまもりたいとねがった たとえきずついても
だれよりもちかくで つめていた
きしめた ぬくもりは まだこのなか
わすれない
いくつの季節きせつかさねても あなたおもってる

はじめてった瞬間とき いまおぼえてるの
月灯つきあかりにらめいてた かなしげなその横顔よこがお

せつなさをかかえたまま
ひとみ こころらして
おおきな背中抱せなかだきしめ つぶやいた わたしがいるよ

そっとつつんだ両手りょうては あなたのためにある
なんにもわないで ただこうして
すべてをくしたって 後悔こうかいなどしない
本気ほんきおもってた
あんなにもだれかを 2度にどあいせない

ずっとはなれないとちかって
かみでてくれた なのになぜ? となりに あなたはいない
きしめた ぬくもりは まだこのなか
わすれない
いくつの季節きせつかさねても あなたおもってる