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かぜ花片触はなびらふれる
無力むりょくおさなのように

あてのない未来みらいだけつめて

ほそ肩抱かただせて くずれてしまいそうな
静寂せいじゃくねがいをよせた夜更よふ
むね奥舞おくまりる とお残像ざんぞう
まよえるたびに 耳元みみもとでそっとささやいたがして

かぜ花片触はなびらふれる
さき見失みうしなわないように

綺麗きれいわりにがれ

ほそ肩抱かただせて くだけてしまいそうな
ゆめをただ言葉ことばつづ夜更よふ
むね奥舞おくまりる とお残像ざんぞう
はなれずにまた 耳元みみもとでそっとささやいたがして

しろはね そらいて
精神こころまで こわしていくように

あの時何ときなにもかもを っていたのなら
おさまらないふるえをめられたの
むね奥舞おくまりる まだえない残像ざんぞう
つつむように なつかしくそっと微笑ほほえんだがして

かぜ花片触はなびらふれる