不落ふらくのSYSTEM
腐くさり果はてたJUSTICE
無駄むだな時間ときが過すぎる
鏡かがみの中なかの住人じゅうにんの戯言たわごとに耳みみを傾かたむけご満悦まんえつか?

蚊帳かやの中なか、悲かなしみは断たち切きられずにいるのに
モラル、正義せいぎ、人道じんどう...
キレイ事ごとから逆算ぎゃくさんされたその戒いましめに
一体何いったいなんの意味いみがあるのか?

「真実しんじつは一ひとつ」

甘あまったれた蜘蛛くもの糸いとなど必要ひつようない

輝かがやいたばかりの小ちいさな光ひかりが
身勝手みがってな鏡かがみの中引なかひきずり込こまれ
可哀相かわいそうに…もうこちらには戻もどれない

あしたになれば 容易よういに笑顔えがおを僕ぼくら取とり戻もどせる
「でもそれがもしも僕ぼくらの大切たいせつな光ひかりだったとしたら…」

きっと赤あかい涙なみだをこぼし続つづけるでしょう
きっと死しんだままで生いき続つづけるでしょう
光失ひかりうしなった今いまも戦たたかいを続つづける
彼かれらの怒いかりの矛先ほこさきは?

蜘蛛くもの糸いとなど必要ひつようない

輝かがやいたばかりの小ちいさな光ひかりが
身勝手みがってな鏡かがみの中引なかひきずり込こまれ
可哀相かわいそうに…もうこちらには戻もどれない

せめて鏡を壊しましょう
光の影を追わないように
せめて鏡を壊しましょう
生きたまま生きれるように

輝かがやいたばかりの小ちいさな光ひかりが
身勝手みがってな鏡かがみの中引なかひきずり込こまれ
可哀相かわいそうに…もうこちらには戻もどれない