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遥はるか昔むかしのギリシャの神話しんわ
信念しんねんを貫つらぬく勇者ゆうしゃ
全能ぜんのうの独裁者どくさいしゃに立たち向むかう
正義せいぎのレジスタンス

“先さきを知しる能力者のうりょくしゃ”は自みずからの悲かなしい末路まつろを全すべて覚悟かくごしながら
僕ぼくらの尊厳そんげんを守まもるため火ひを奪うばい処刑しょけいされた

プロメテウス、あなたが僕ぼくらに与あたえた炎ほのおは
今姿いますがたを変かえて争あらそいを生うみ心こころに穴あなを開あける
変かえたのは僕ぼくらだ

段差だんさのない“平たい”らな身分みぶんや
一様いちようで“等ひと”しい思想しそう
服従ふくじゅうや対立たいりつが存在そんざいしないなんてのは理想郷りそうきょう

生いきるために生うまれた武器ぶきは
利権りけんをただ奪うばい合あう道具どうぐに成なり下さがり
伝つたえ合あう言葉ことばから生うまれた思想しそうが争あらそいを生うみ

たった一ひとつの希望きぼうも残のこされてないパンドラの箱はこを抱かかえる子供達こどもたちが
町まちじゅうに溢あふれるこの世界せかいを選択せんたくしたんだ
プロメテウス、あなたが望のぞんでいた未来みらいを
今いま、僕ぼくらは歩あゆんでいますか?

極東きょくとうの大地だいちでは戦闘機せんとうきの音おとが鳴なり響ひびき
地雷踏じらいふみ訳わけもわからず理不尽りふじんに殺ころされてく

過あやまちを犯おかして僕ぼくらが進すすむ幾重いくえのパラレルワールド
そこには暴力ぼうりょくを打うち消けす希望きぼうがあると信しんじたいんだ
プロメテウス、あなたが僕ぼくらに与あたえた炎ほのおで
少すこしでも正ただしき道みちを灯ともし明日あすも僕ぼくらは歩あるく