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かないで」つぶやいたあなたのかお
なでてくれたさえわたしよこにはもうなくて
足元あしもとれていた一年草いちねんそう
いまべつはなかせて ぎてく月日つきひおも
すれちがひとにあなたのかげかさねるたび
街角まちかどかざるイルミネーションはにじんでゆく

おもがまぶたにせてはかえすの やさしくつつんでくれたすべても
なにてこの先歩さきあるけばいいのだろう あなたの背中以外せなかいがい

なが星祈ぼしいのっても もうとどかない
いまゆびゆびあいだとおかぜさえもつめたい
わたしはあなたになにあたえられてたかなぁ
あの頃交ころかわした二人ふたり約束やくそく のこったまま
もし時間とき傷跡きずあと いやしたとしても あなたとの日々ひびわすれないから
ながれてくなみだもいつかかわくだろう そうしんじてきたい

こごえそうなよる しろいきそら
つむいだ言葉ことば しずかにえてった

おもがまぶたにせてはかえすの やさしくつつんでくれたすべても
うしなったぶんだけつよくなれるなら いつかえるわらってありがとう
永遠えいえん大事だいじひと