穏おだやかな時間じかんの中なかで
悲かなしそうに見みえた君きみが居いた
「どうして」と問とい掛かけても
答こたえるはずはないと
決きめつけた僕ぼく

寂さびしさも強つよがりで笑わらい飛とばして来きた君きみ
そんな毎日まいにちを忙いそがしさや何なんかで
素通すどおりして来きたけど

大切たいせつなものは大切たいせつになる程ほど
僕ぼくの中なかで埋うもれて行いくんだろう
君きみの居いない部屋へやで ぼんやり
そんな事ことを考かんがえて居いたよ

思おもうように行いかぬ日々ひびで
不安定ふあんていな情緒じょうちょも 最近酷さいきんひどいな

平凡へいぼんな暮くらしでも
君きみと笑わらいが絶たえなきゃ良いいや
そんな毎日まいにちを想像そうぞうしていたら
随分気持ずいぶんきもちが晴はれた

どんな時ときでも傍そばに居いようよ
きっと僕ぼくらなら何なんだって越こえられる
傷付きずつけた日々ひびの余韻よいんも
優やさしさで包つつんでみせるから

あぁ 今抱いまいだく想おもいが
これからいくつもの
せわしない凸凹道でこぼこみちを越こえて
そして ゆっくりと
「愛あいしてる」っていう響ひびきに変かわるんだろう

さぁ 手てを取とり合あって越こえて行いこう