No No No No No No No No No No
No No No No No No No No No No

煉瓦れんがの壁かべに沿そってずっと歩あるいてゆけば 川かわにぶちあたる
そこで僕達ぼくたちは何なにか楽たのしい事ことしようと思おもって 考かんがえ巡めぐらせた
君きみが空そらになって 僕ぼくが水みずになって ふたりで雲くもを作つくり それに触ふれるように
寝ねそべったら 何故なぜかうれしさがあふれ 空そらに舞まい上あがる

風かぜに身みを任まかせ 自然しぜんのルールが二人ふたりを連つれてく 勝手かってにしやがれ
僕ぼくの住すんでいた街まちがだんだんと遠とおのいてゆくよ 豆粒まめつぶみたいさ
俺おれのかわいいベイビー きっと泣なくだろうけど それも必要ひつよう

荒あれた海うみを越こえ 椰子やしの木きが見みえる
手てを振ふっているよ 可愛かわいいキウイが

白しろい氷達こおりたち 狼おおかみが走はしる 凍こごえそうなのはきっと気きのせいさ
ずっと廻まわって 赤道辺せきどうあたりで砂漠さばくに降おりたら ガラガラヘビとか
井戸いどをくみ上あげる美うつくしいインディアン 歌うたを歌うたってるね

君きみはそんな事こと 空想くうそうだっていうけれど そういうことじゃなくて

No No No No No No No No No No
No No No No No No No No No No

誰だれも気付きづかない宝石ほうせきがあるよ 気きまぐれのどこか生うまれているんだ
風かぜに身みを任まかせ 自然しぜんのルールが二人ふたりを連つれてく 勝手かってにしやがれ