雨あめが輝かがやいて踊おどる
光ひかりを散ちりばめて

なぜか 泣なきたくなる
胸むねの奥おくが冷つめたくて

震ふるえているわ
隠かくれたくて
瞳めを逸そらした途端とたんに
迷路めいろの庭にわに落おちた

逆さかさまに浮うかぶ虹にじの景色けしき

夜空よぞらに架かかる悲かなしみは
誰だれにも見みえない
鏡かがみの向むこう
誤摩化ごまかして見みせてしまうけれど

傷きずつくたびに悩なやむわ
溢あふれる涙なみだに理由わけなどないの
沈しずんだ心こころは 複雑ふくざつだから

何なにかあるたびに
悔くやんでも仕方しかたないのに

止とまらないの
3度目さんどめのためいきが落おちる前まえに

眠ねむりたい
すべてを忘わすれて
甘あまい香かおりを焚たいて
羊ひつじをただ数かぞえて

ホントの自分じぶんを取とり戻もどすの

ちゃんとあるはずの出口でぐちが
どこにも見みえない
挫くじけそうだわ
空見上そらみあげるたび
月つきが笑わらう

冷さめたポットを傾かたむけ
待まちくたびれても
星ほしが降ふるなら
いつまでも夢ゆめを見みていられる

飾かざりつけたコラージュ
暗くらい空そらにきらめく

夜空よぞらに架かかる悲かなしみは
誰だれにも見みえない
鏡かがみの向むこう
心こころを隠かくしてしまうけれど

傷きずつくたびに悩なやむわ
溢あふれる涙なみだに理由わけなどないの
沈しずんだ心こころは 複雑ふくざつだから

温あたためたティーカップに
紅茶こうちゃのスコール
落おとしたジャムで
いつだって夢ゆめを創つくり出だせるの