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ねえ このまち夕闇ゆうやみまるときは
世界せかいのどこかで朝日あさひがさす
きみなか そのはなれるときは
ちいさなたねとすだろう

かためられたつちみちだとぶのならば
じることでもあいかなあ?

このほしたいらなら二人出逢ふたりであえてなかった
たがいをとおざけるようにはしっていた
スピードをゆるめずに いまはどんなにはなれても
めぐ奇跡きせき途中とちゅうにまたかいうのだろう

ねえ このまち夕闇ゆうやみとき
このなみだ れてって

かたりかけてくる文字もじ小説しょうせつぶのなら
とどかない言葉ことばゆめかなあ?

よどみなくながれてくかわかべた
うみ目指めざしてくもになってあめろう
とおきみちかくでちたたねそだてよう
ちが場所ばしょきみ気付きづいてくれるといいんだけど

このほしなくまわつづけているから
ちいさくけたまどそと 景色けしき
わたしあいしたはな そっと芽生めばえる季節きせつ
めぐ奇跡きせきのそのて またかいうのだろう
かいうのだろう
くるるまわるくるくると
くるくるきみのまわりを