あなたは何処どこにいるでしょう 私わたしには少すこしも見みえない
顔かおも思おもい出だせない ただ 愛あいされた記憶きおくがあるだけ…あるだけ…

君きみは何処どこにいるだろう 覚おぼえてるのは髪かみの香かおり
鳥とりたちのさえずりさえ 君きみの歌うたう声こえに聞きこえる…聞きこえる…

ああ 宇宙そらの調しらべが光ひかりになる
いま オーロラが世界せかいを抱だきしめるよ

もし 死しんでも 魂いのちは 甦よみがえり
ああ あなたを ふたたび 愛あいするために

さまよい続つづける 深ふかい森もりを あてもなく
この足あしはもう動うごくこともできない
心こころは傷きずつき 明日あすを失なくしても

歩あるきだせる 磁石じしゃくもランプも持もたず
ただ自分じぶんの思おもいだけを信しんじて 描えがいて

ひとつになりたい 呼よび合あう木霊こだまのように
確たしかに君きみを 確たしかにあなたの波動はどうを
感かんじているから出会であえるから

あなたは何処どこにいるでしょう 1000年せんねんの時間じかんは流ながれて
私わたしは海原うなばらの魚さかな 愛あいされた記憶きおくがあるだけ… あるだけ…
私わたしを見みつけて…