文字サイズ
よみがな
ひかりやみ 色彩しきさいざり
める感情かんじょう容易たやす悲鳴上ひめいあげる

二人ふたりはただ ながれにうばわれ
一度いちどだけ つかんだ はなしただけなのに

あこがれた自由じゆうつかった虚構きょこう
辿たどいたさきなにおもうのだろう
途切とぎれた感覚かんかくこわした静寂せいじゃく
紺碧こんぺきまるよるみこまれて

ゆらめくかげ そのかたからみつく
天秤てんびんかたむいて もうもどれなくなる

二人ふたりはただ けるかわきにわれ
一度いちどだけ つかんだ はなしただけなのに

あこがれた自由じゆうつかった虚構きょこう
辿たどいたさきなにおもうのだろう
途切とぎれた感覚かんかくこわした静寂せいじゃく
紺碧こんぺきまるよるみこまれて

軌跡きせきえがいたあわひかりつき横切よこぎ
かえらずに あの日聴ひきいたかねるほうへ

あこがれた自由じゆうてた虚像きょぞう
れたさきなにわかるのだろう
あばれる感覚かんかく形変かたちかえた静寂せいじゃく
紺碧こんぺきまるよるされて

水面みなもうつった自分じぶん姿すがた やみ見据みすえる
かえらずに あの日聴ひきいたかねるほうへ