惹ひかれ合あう 漆黒しっこくの影かげに誘さそわれるままに
求もとめ合あう 禁断きんだんの領域りょういきで手てを取とり合あって

見上みあげれば天空てんくうはホラ 二人ふたりの門出かどでを祝いわって
眩まばゆく光ひかる 稲妻いなずまは灰色はいいろの雲くも 切きり裂さいて

そのまま 割われるような 爆音ばくおんに身みを沈しずめて
伝つたえよう 君きみを襲おそう混沌カオス 引ひきちぎる術すべを

見渡みわたせば次空じくうはホラ 二人ふたりを受うけ入いれるように
古いにしえの闇やみ 次つぎの物語描ものがたりえがいて

このあまりに脆弱ぜいじゃくな 迷まよいの海うみを漕こぎ出だして
まだその眼めに映うつらない 螺旋らせんの構想ヴィジョンを暴あばき出だそう

裸足はだしで踏ふみ出だして 嘘うそに塗まみれた 煌きらびやかな園その
行いき先見失さきみうしなって 立たち尽つくしている 人波掻ひとなみかき分わけて
声こえを届とどけていて 欲よくに塗まみれた 煌きらびやかな園その
めぐり会あう時ときまで 罠トラップはまだ 隠かくされたまま

このあまりに脆弱ぜいじゃくな 迷まよいの海うみを漕こぎ出だして
恋こい焦こがれ続つづけていた 螺旋らせんの展望ヴィジョンを暴あばき出だそう

笑顔えがおで演えんじてみて 嘘うそに塗まみれた 煌きらびやかな園その
思考しこうを手放てばなして 立たち尽つくしている 人波蹴散ひとなみけちらして
助たすけを求もとめていて 欲よくに塗まみれた 煌きらびやかな園その
全すべて明あかす日ひまで 罠トラップはまだ 隠かくされたまま