繰くり返かえしていく 哀かなしみ交まじわって
紅あかく染そまる月つきの下した 引ひき寄よせ合あうように

目めまぐるしく過すぎ去さる景色けしきを 走はしり抜ぬけて 振ふり向むく暇ひまもなく
目めを閉とじれば確たしかに感かんじる 声こえにならない 祈いのり抱だき締しめる

流ながれ落おちた小ちいさな雫しずく この掌てのひらで誓ちかいに変かわるなら

重かさねていく罪つみさえ受うけ入いれる
咲さき乱みだれた華はなのように 命燃いのちもやして
風かぜを受うけて 想おもい向むかう場所ばしょへ
遠とおく揺ゆれる幻まぼろしに 惑まどわされないで

目めをそらせば全すべて消きえていく 壊こわれそうな 祈いのり抱だき締しめる

胸むねに秘ひめた小ちいさな雫しずく その掌てのひらで誓ちかいに変かえるなら

刻きざまれていく 傷跡交きずあとまじわって
紅あかく染そまる月つきの下した 惹ひかれ合あうように
振ふり返かえれば 崩くずれてしまうから
甘あまく誘さそう幻覚げんかくの 頬笑ほほえみに触ふれる

時ときを止とめた小ちいさな雫しずく 永久とわに消きえない誓ちかいへと導みちびいた

重かさねていく罪つみさえ受うけ入いれる
咲さき乱みだれた華はなのように 命燃いのちもやして
風かぜを受うけて 想おもい向むかう場所ばしょへ
遠とおく揺ゆれる幻まぼろしに 惑まどわされずに

刻きざまれていく 傷跡交きずあとまじわって
紅あかく染そまる月つきの下した 惹ひかれ合あうように
振ふり返かえれば 崩くずれてしまうから
甘あまく誘さそう幻覚げんかくの 頬笑ほほえみに触ふれる