あらゆる感情かんじょうが消きえた この空むなしさは誰だれ?
ひきさかれた足元あしもとのツバサ
何度拾なんどひろっても砂すなになり消きえた
意識いしきをつなぐ唯一ゆいいつの 光ひかり 羽はね 共ともに消きえかけ
体からだは現実いまに拒絶きょぜつを示しめし現実いまから逃にげようとした

あぁ夢ゆめよ 共ともに契ちぎった約束やくそくよ
もう二度にどと羽はばたくことはできないのですか

泣なき叫さけぶことしかできなくなって
僕ぼくは心こころに何なにを描えがき生いきればいい?
ツバサは折おれねじまがり孤独こどくに形かたちを変かえた
血ちの涙流なみだながしても
けして景色変けしきかわることはなく

共ともに描えがいていた未完成みかんせいの絵画かいが
十字じゅうじにひきさかれバラバラになった

あぁ夢ゆめよ 共ともに契ちぎった約束やくそくよ
もう二度にどと羽はばたくことはできないのでしょう

泣なき叫さけぶことしかできなくなって
僕ぼくは心こころに何なにを描えがき生いきればいい?
壊こわれて消きえたツバサと思おもい出でと
果はたすことのできなかった永遠えいえんの約束やくそくを
忘わすれられない僕ぼくは一人ひとり
未完みかんの絵画かいがに色いろを付つけようと
ちぎれた破片拾はへんひろい集あつめて
かなわない夢ゆめを食くらい続つづけるだけ