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ぎんながたてがみ
しろ夜風よかぜにそっとれてた
いまになってきずついた果実かじつ
ぼくのひらいのち宿やど
うみうえ船出待ふなでまつように
ただなみ今鼓動刻いまこどうきざんで
ああどうしてどうして
むねいたむのか
あなたをったそのから
やさしさあふしてゆく
ねむりから目覚めざめた魚達さかなたち
およいでゆくうつくしいうみ
はる彼方かなた

うそをついてしまった
ひとなにうしなうのだろう
ときめずにすすんだひつじ
いつのにかれをはずれた
つきうらかがみつけた
まだなにうつらない孤独こどくよる
ああどうしてどうして
こえとどかずに
暗闇くらやみなかふたた
しずかにむねさけんでも
いそぐあなたは何処どこくの
かぜよううつくしいそら
はる彼方かなた

ああどうしてどうして
むねいたむのか
あなたをったそのから
やさしさあふしてゆく
ねむりから目覚めざめた魚達さかなたち
およいでゆく

ああどうしてどうして
こえとどかずに
暗闇くらやみなかふたた
しずかにむねさけんでも
いそぐあなたは何処どこくの
かぜよううつくしいそら
はる彼方かなた