文字サイズ
よみがな
無限むげんつづいてくひかり
だれかを見守みまもよう
ほそなが眼差まなざしで
ひろひろ草原そうげん
きみはひとりたたずんで
だれかをってるよう
今少いますこしづつからだほどけてゆく
わすれないあのきみ
このそらかぜ木々きぎ
すべけてくいま
ただきてくこの場所ばしょ

ずっと我慢がまんをしていた
何度なんど扉叩とびらたたいて
ふるえるかたきしめて
よろこびもかなしみも
とてもちかくにあること
いつのにかわかっていた
でもこわかった
うしなうものがあること
じてかんじてみる
みみましてこえてくる
やわらかなかぜ素肌すはだいま
たしかにおぼえている
いままでにこったすべてが
わたしをつくる材料ざいりょうだから
本当ほんとうわたしいままた
もう一度生いちどうまれてくる
この場所ばしょ