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とどろくもいて
耀かがやなげきのテンペスト
このをただらすのは
雷神撃らいじんうひかり
やみくずおれてかさなり

つきおかしながら
幾万いくまん
おう裳裾もすそはわれをかん
ひとまれながら
かかえたつみとお
勾玉まがたまつなげこの首飾くびかざ

われはよう
未來とき
水晶すいしょう眼癈めしいても

せる星辰ほし
こぼれる 嵐ケ丘あらしがおか
きすさぶかぜえて
わがこころはこびたまえ

とどろそらいて
みだれよ いかりのテンペスト
地上ちじょうをはやめるのは
鬼神きじん焔影ほむらかげ
滅亡めつぼうあか陽炎立かげろうた

むねまんじ
薔薇そうびえん
たれをうるとのぞむのなら
いばらからめられ
あしはりつ
なおもきんと血潮巡ちしおめぐるごと

われはねむ
ゆめ
いつかきみわんと

さざめく ぎんあめ
この嵐ケ淵あらしがふち
くだかれるなみ
わがさけびをしずめたまえ

とどろ穹窿突きゅうりゅうつ
かがやいのりのテンペスト
地上満ちじょうみつるきよらかに
龍神吐りゅうじんは流涎りゅうぜん
てんうつして水鏡揺みずかがみゆ

きる星辰ほし
こぼれる 嵐ケ丘あらしがおか
きすさぶかぜえて
わがこころはこびたまえ

とどろくもいて
耀かがやなげきのテンペスト
このをいまらすのは
雷神撃らいじんうひかり
やみうつくしく雪崩なだれるだろう