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お元気げんきですか?
今いまもまだ
貴方あなたに手紙てがみを書かきます
あれこれと想おもいを綴つづり
今いまの私わたしを伝つたえては
楽たのしいことばかり探さがし
「会あいたい」と書かけない手紙てがみ
なにか変かわりはないですか?
決きまった台詞せりふを並ならべて
解わかりきった答こたえの中なかの一欠片ひとかけらの期待きたいに夢ゆめをみて
真まっ白しろな紙かみにさえ
素直すなおになれないそんな哀あわれな私わたし
「お返事待へんじまっています」と
何度書なんどかいたでしょう
儚はかない想おもいは今いまも還かえらない
手紙てがみを読よんでくれたら
私わたしのところへ
たった一度いちどでも逢あいに来きてほしい
逢あえなくなったあの日ひから
気きづけばもう秋あきは過すぎて
二人暮ふたりくらしたこの部屋へやの
貴方あなたの香かおりは霞かすんで
あの当あたり前まえだった言葉ことばも癖くせも全すべてが夢ゆめから醒さめて
一人ひとりの夜よるは永ながく
あの時感ときかんじて
朝あさを迎むかえる私わたし
溢あふれ出だすこの想おもいに
何度泣なんどないたでしょう
けれど戻もどらない幾いくつもの場面ばめん
届とどいても届とどかないの
手紙てがみと心こころは今いまでも私わたしの日々ひびを奪うばっていく
ちょうど一年いちねんが過すぎ
また次つぎの言葉探ことばさがしてしまう様ように
二人ふたりで笑わらえた日ひも
愛誓あいちかった日ひも
今いまもそう離はなれない
「お返事待へんじまっています」と
何度書なんどかいたでしょう
儚はかない想おもいは今いまも還かえらない
手紙てがみを読よんでくれたら
私わたしのところへ
たった一度いちどでも逢あいに来きてほしい
溢あふれ出だすこの想おもいに
何度泣なんどないたでしょう
今いまでも私わたしの日々ひびを奪うばってく
今いまもまだ
貴方あなたに手紙てがみを書かきます
あれこれと想おもいを綴つづり
今いまの私わたしを伝つたえては
楽たのしいことばかり探さがし
「会あいたい」と書かけない手紙てがみ
なにか変かわりはないですか?
決きまった台詞せりふを並ならべて
解わかりきった答こたえの中なかの一欠片ひとかけらの期待きたいに夢ゆめをみて
真まっ白しろな紙かみにさえ
素直すなおになれないそんな哀あわれな私わたし
「お返事待へんじまっています」と
何度書なんどかいたでしょう
儚はかない想おもいは今いまも還かえらない
手紙てがみを読よんでくれたら
私わたしのところへ
たった一度いちどでも逢あいに来きてほしい
逢あえなくなったあの日ひから
気きづけばもう秋あきは過すぎて
二人暮ふたりくらしたこの部屋へやの
貴方あなたの香かおりは霞かすんで
あの当あたり前まえだった言葉ことばも癖くせも全すべてが夢ゆめから醒さめて
一人ひとりの夜よるは永ながく
あの時感ときかんじて
朝あさを迎むかえる私わたし
溢あふれ出だすこの想おもいに
何度泣なんどないたでしょう
けれど戻もどらない幾いくつもの場面ばめん
届とどいても届とどかないの
手紙てがみと心こころは今いまでも私わたしの日々ひびを奪うばっていく
ちょうど一年いちねんが過すぎ
また次つぎの言葉探ことばさがしてしまう様ように
二人ふたりで笑わらえた日ひも
愛誓あいちかった日ひも
今いまもそう離はなれない
「お返事待へんじまっています」と
何度書なんどかいたでしょう
儚はかない想おもいは今いまも還かえらない
手紙てがみを読よんでくれたら
私わたしのところへ
たった一度いちどでも逢あいに来きてほしい
溢あふれ出だすこの想おもいに
何度泣なんどないたでしょう
今いまでも私わたしの日々ひびを奪うばってく