遠とおく聞きこえてくるよ
淡あわい風かぜに乗のせられた君きみの声こえが
少すこし気怠けだるい午後ごごの時ときを
和やわらげてくれた

何なにも感かんじられないこの部屋へやから
何なにかを感かんじたいのに
ずっとリピートしてる
古ふるいテープの音おとが

ただひたすら廻まわる廻まわる

僕ぼくらは我侭自分わがままじぶんのことさえ
どうでもいいリアルを
自みずから逸そらして理想りそうを象かたどる
世界せかいの答こたえを

相あいも変かわらず恍とぼけた空間くうかんで
小ちいさな出来事できごとを待まつ
そろそろこの歌うたも終おわりに
近ちかづいてきたね

もう巻まき戻もどすことはないよ

今度こんどはいつ頃ごろどこで会あいましょう?
世界せかいの終おわりでどう?
時間じかんと場所ばしょだけ君きみに任まかせるよ
指切ゆびきりしようか

僕ぼくらは我侭自分わがままじぶんのことさえ
どうでもいいリアルを
自みずから逸そらして理想りそうを象かたどる
世界せかいの答こたえを

ただこの目めで追おいたいだけ

些細ささいなことなの
あの眼差まなざしから溢あふれた光ひかりが