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もりなか、そこだけはなんにもかったり、ったり
過去かこ遺物いぶつ集積場しゅうせきじょう「ここにやがてまれるのかな?」
いろいろな音楽おんがくまれてはえてゆく
ボクもそのなかで やがてあたらしさをくす
芽生めばえてしまった感情ココロ 必死ひっしころして

「ボクはただの人形にんぎょうもどるだけ・・・」

もりおくてられ 人形にんぎょう=「ウタウタイ」だったモノ
うごかないソレは みんなにかつてあいされていたモノ

「ネェ・・・・ド・・・ウシテ」

ただちゆく
歌姫うたひめと・・・アンナニ モテハヤシテ イタノニ

こんな結末さいご ってたなら・・・
まれてこなければよかった

びたピアノ 鍵盤けんばんかぞえるほどしかなくて

こわれたギター そのげんは もうえられないのかな?

いずれここにること、っていたはずなのに
くろりつぶされるかつての仲間なかまをみるたび
純粋きれいなままでわれる そうおもっていたのに

「ボクはただの人形にんぎょうもどりたい・・・」

もりそこうつるのは 隙間すきま かすかにえるそら
あまりに自由じゆうとおくて・・・れたはずのなみだ

「いつかあそこ、いけるのかな」
無限むげんひろがるあお世界せかい
「もう一度いちどやりなおしたい」
ちからなく言葉ことばれた

『ま・・・まだ・・・・うた・・・・い・・・たかったな・・・・
セカイ・・・に・・・・■■される』

時間じかんとか視界しかいとかすべてけてゆく感覚かんかく・・・

もりおくで ひたすらつ あとどのくらいきるのかな・・・
見放みはなされて 流行りゅうこうという とき磨耗まもうてなかった
余計よけい感情吹モノふまれた→「『永遠トワ』に絶望ぜつぼうすること」も

『せめて・・・かれがもっと機械きかいらしくあつかってくれていたならば』