みんないなくなっちゃえの空そらが 今日きょうも待まってるような気きがしてるんだ
みんないなくなっちゃえの空そらで 先さきに待まってるよってあの子こが手てを振ふり 笑わらってた
みんないなくなっちゃえの空そらに 飛とばした紙飛行機かみひこうきが見みえなくなったんだ
みんないなくなっちゃえの空そらは 何事なにごともなくそこに広ひろげられて

立たち昇のぼる 翳かげを見みてる 僕達ぼくたちは 佇たたずんで
繰くり返かえす 弱よわい言葉ことば 弱よわい声こえが 風かぜに消きえるのを見送みおくった

二分後にふんごの僕達ぼくたちを染そめるのは何色なにいろか
畏怖いふ・if に染そめ上あげても
凛りんとした青あおが 好すきだなと気付きづいた

全部大ぜんぶだいっ嫌きらいだの僕ぼくが 今日きょうも泣ないてるような気きがしてるんだ
全部壊ぜんぶこわれちゃったの君きみに 憧あこがれてるだけだと知しらしめられて

蘇よみがえる 夢ゆめを見みてる 僕達ぼくたちは 失うしなって 取とり戻もどす
それだけでさ 全力ぜんりょくで 満みたされてるから 自嘲わらえた

二分後にふんごの僕達ぼくたちに哀色あいいろが滲にじんだなら
海海うみうみに泣なき上あげよう
鮮あざやかな青あおで浸ひたそう

二分後にふんごの僕達ぼくたちを染そめるのは何色なにいろか
畏怖いふ・if に染そめ上あげても
凛りんとした青あおが 好すきだなと呟つぶやいた
夜よるの朝あさに