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時空世界じくうせかい地図ちずひがしくもうれいろとう
最上階さいじょうかい幽閉ゆうへいされた たましいこえはかきされる
陸続りくつづきのふたつの大地だいちへだたれ うしなはなばな
幻界げんかい彷徨さまよあわかさなり うばながあめ

神父しんぷあたえたよっつのかぎ方々ほうぼう
やさしさを疲弊ひへい支配しはいした ぼくらどこでてるんだ

自己憐憫じこれんびん現実逃避げんじつとうひあたまからだはな
ドラゴンにそらただよ
イメージの具現化ぐげんかむなしさとくやしさ
ちから封印ふういんされてしまって
こころくだった

よそおあらたに着飾きかざるだけで満身創痍まんしんそういには程遠ほどとお
れるふだでさえ
たかが一撃いちげきでおめおめ

吟遊詩人ぎんゆうしじん戯言たわごと プラスティックスマイルをかえ
道化師どうけし魔法まほうにかけられたままヘラヘラとわら

しずみゆく太陽たいようそむいてつばいたあの
あおほのおいまぼくらをゆるさない
りたたんでいたつばさおとをたててひら
だまってやりごすことなんてできないよ

理不尽りふじん制裁せいさいにはけっしてくっしない希望きぼう
むくいのあめ凛々りりしくむね

とおくで飛行船ひこうせんのエンジン音響おんひび離陸場りりくじょうへといそ

最果さいはてにめていたこえこえるだろう?
みずからにかけた時空魔法じくうまほういて!
よくあるエンディングのストーリーなのかもしれない
それでもぼくくだった希望集きぼうあつめる