子供こどもの頃ころに いつも見みていた
窓まどに映うつった 光ひかりの行方ゆくえ
遙はるか遠とおくの遥はるか未来みらいの
昔話むかしばなしで彩いろどる天体セカイ

無数むすうの星ほしのトンネル抜ぬけて
走はしり続つづけるレールの音おとは
どこで出会であうのどこへ向むかうの
ふと見上みあげたら君きみのぬくもり

星空ほしぞらまたたく 思おもい出奏でかなでた宙ソラ
君きみと出会であい 言葉ことばさえ色いろあせた

星ほしくずが紡つむぎ出だす アリア
届とどけて このメロディーを
君きみと描えがいてた 想おもいを繋つないで
溢あふれ出だす この気持きもち 刹那せつな
瞬またたく流星りゅうせいのように
抱だいて貫つらぬいて あなたの胸むねにつつまれて

ため息一いきひとつ月つきが回まわるわ
忘わすれかけてた 幼おさない言葉ことば
誰だれかの涙なみだ 誰だれを嘆なげくの
裏切うらぎられても気きづかないフリ

空飛そらとぶ魔法まほうとか 信しんじて夢見ゆめみた頃ころ
集あつめた星図ちず 神話しんわさえ色いろあせた

走はしり出だすこの思おもい アリア
続つづけて このメロディーを
きっと 意気地無いくじなし 足跡あしあとおざなり
響ひびきだすあの譜面ふめん 彼方かなた
一粒ひとつぶ 波紋はもんのように
君きみに逢あえるなら 奇跡きせきさえもユニゾンみかたにして

気きづけばほら 無重力むじゅうりょくに うかぶ涙なみだ
闇やみの中なか キラリ 隠かくせないまま

うばたまの夢ゆめで逢あう
君きみの横顔よこがお まだ気きづかない
やめて 意地悪いじわるなキスならいらない
走はしり出だすこの思おもい
宙ソラは永遠えいえん 今手いまてを伸のばす
君きみに逢あえるなら 奇跡きせきさえも 味方みかたにして

星ほしくずが紡つむぎ出だす アリア
銀河ぎんがのどこを旅するながれる?
いつか 手ての届とどく星ほしならおしえて
光無ひかりなき この星ほしに
いつかひとすじ彗星すいせいのように
夜よるを突つき抜ぬけて わたしの星もとへ逢あいに来きて…