ふいに零こぼれ落おちる 涙なみだの跡あとはもう
数かぞえきれなくなってた
君きみが重かさねた手てを 離はなす時ときが
すぐそこに 近ちかづくこの瞬間しゅんかん

いつからだろう 募つのる不安ふあんに
見みないふりをしていたの
"あなたがいて 私わたしがいた"
なのに…

手てを触ふれれば 壊こわれそうなほど
そばにいられることを願ねがってた
覚さめてしまう夢ゆめのように
愛あいと呼よべないまま

ふいに零こぼれ落おちた 涙なみだの意味いみを
もう一度考いちどかんがえてみるけど
視線しせんの先さきにある 君きみへの距離きょりはもう
にじんで見みえなかった

たった一度いちども 言いえなかったこと
"明日あしたもここにいて"って
苦くるしいだけ... 分わかっていた
なのに…

手てを触ふれれば 壊こわれそうなほど
そばにいられることを願ねがってた
覚さめてしまう夢ゆめのように
愛あいと呼よべないまま

(my delicate love for you)
戻もどることも 進すすむこともできない 恋こいのかたち
(ur delicate love for me)
歩あるきだせることを信しんじて 手てを振ふった

手てを触ふれれば 壊こわれそうなほど
そばにいられることを願ねがってた
覚さめてしまう夢ゆめのように
愛あいと呼よべないまま

目めを閉とじれば 胸むねは痛いたむほど
あの日ひのkissが今いまも残のこってる
全すべてが見みえなくなるほどに
恋こいをしていたから

愛あいと呼よべないまま…

恋こいをしていたから…