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ここにきていること いつかにゆくことを
きようつくしきもの けがみにくきものを
まばゆかがやいてるもの わびしく冷酷れいこくなものを
にし わたしたちは

たされて たされぬ おもいにれつづけるだろう

「こころ」 それはなによりも ときに よわもろはかな
うつろい こわくずれてく おびててしまうもので
すこしずつ すこしずつ らぬみずかこころきつけた
くさりびて ほどけなくなる えがたいきずまできざ

このむねがすこと このむねうずくこと
うれしくてなみだして かなしいのにけなくて
たまらなくいとしいにも ちょっとだけ喧嘩けんかにも
きみ大切たいせつひと

たされても たされたい おもいにれつづけるだろう

「こころ」 それはなによりも ときに つよかたつらぬ
あつゆる いさましく りんとしてるがぬもので
きみがいる そばにいる それだけで こころはいつもすぐそこに
幸運こううんらしき 希望きぼうらしき はるかなゆめらしきものを

きみだれかにせてるつよさと そしてきみだけがよわさのなか
どれだけほんとのわたしきみ見抜みぬいてくれる? みとめてくれる?

「こころ」 それはいつのひかりやみがひしめき
しんじてたいものさえも しんじられないときがある
きみがいる ここにいる それだけが これからもわたしのちからとなっていくの
そして“あきらめ”だけはできないっておもえるの