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だれがこのさけびをこうとして だれがこのさけびをいてくれるだろう
孤独こどくだけが彼女かのじょんでは いつまでりにするというの?

くらひとみおく彷徨さまよ彼女かのじょ
わたしうつる まぶしい太陽たいよう
つきほしたちをきらうからどこへもけずに
ただただじては 彼女かのじょへとかたりつづける

どんなにするどとがったものが 彼女かのじょふかそうとも
いのりをめたはなさえり ぬくもりは
なおも彼女かのじょりにしてく

保障ほしょうされたあいなんて ありはしないはずと
わかっていながら なぜこんなるのを
めることができなかったのかなんて矛盾むじゅん
彼女かのじょこころめつづけては かなしみをさけ

どうして気持きもちはそう簡単かんたんつよいものにかれ
なぜとおくのものへながれていってしまうものなの?
彼女かのじょりにしないでいて
彼女かのじょつめかえされるたびに彼女かのじょ鼓動こどうひとつひとつとともに
わたしむね何千回なんぜんかいときりもなくいたみつづけてくから

わたし彼女かのじょへとたったひとつげられることは
いつしかくるしみを時間ときいやしてくれるということ
時間とき彼女かのじょりにはしない
もうすぐ時間ときがこのふかったきずおもとして
やさしくあなたをつつんでくれるはずだから
時間ときはあなたをりにはしない