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羽堕はねおとした堕天使だてんし
けがれたちぎりにをゆだねて
あいった過去かこでさえも
そのってしまったの

きずついた迷子まいご天使てんし
夕暮ゆうぐれのまち 彷徨さまよ
奇麗きれいひとみをもった
ひとりの少女しょうじょ出会であ

ったその瞬間しゅんかん
こいちたあわれな天使てんし
ゆるされないおもつのるまま
禁忌きんきはこけた

もとめたものは
笑顔えがおうらかくされた
禁断きんだん果実かじつ
ひと天使てんし
ゆるされないこい かなえるため
すべてをこわすだけ

けがれない心捨こころすてて
きみあいしてきられるなら
このはねさえてて
悪魔あくまゆだねてしまおう

漆黒しっこくまる花嫁はなよめ
せいなるちかいの場所ばしょ
はかなひとみわら
不思議ふしぎ少年しょうねん出会であ

ったその瞬間しゅんかん
こいちたあわれな少女しょうじょ
ゆるされないおもつのるまま
すべてを裏切うらぎった

れたのは
このなか
がれつづけた欲望よくぼう果実かじつ
もとって うばねつ
きよらかなるちかいさえも
おかしていく

つなった過去かこすべ
粉々こなごなってしまったら
後悔こうかいさえやむほど
きみおぼれてちていくだけ

禁忌きんきつみ
えぬきずとなってきざまれつづ
おこれるさばきの
漆黒しっこく少女しょうじょつらぬ

羽堕はねおとした堕天使だてんし
けがれたちぎりをはなって
そのいのちえに
一枚いちまいはねだけをのこして
少女しょうじょすくって ったの

羽堕はねおとした堕天使だてんし
けがれたくろまる花嫁はなよめ
そこちてさえも
ちかいのくさびからって
ゆるされないつみかかえていく

つみ果実かじつてたとき
ふたためぐうそのまで