色褪いろあせてゆく写真しゃしんの中なか 鮮あざやかに咲さき続つづける花はな
今いまも心こころを震ふるわせるのは ただ一人ひとり あなただと気付きづく

恋こいの歓よろこび 胸むねの高鳴たかなり 去さりゆく姿すがた 溢あふれる涙なみだ
この想おもいは閉とじ込こめたくて もう鍵かぎをかけたのに

忘わすれたはずのあの切せつなさ蘇よみがえる
今いまも 心潤こころうるおしてくれるのは あなた
あなただけなのに
温ぬくもりの欠片かけら 消けしてしまえたら

淋さびしさだけが埋うめ尽つくす部屋へや
花はなの香かおり それだけが消きえない
彷徨さまよう心落こころおち着つかせるのは
あなた以外いがいに見みつけられはしない

狂くるおしい程ほどの口くちづけを交かわし
そっと抱だき寄よせ二度にどと離はなさない
この願ねがいが叶かなえられるなら もう何なにも望のぞまないのに

忘わすれたはずのあの切せつなさ蘇よみがえる
今いまも 心導こころみちびいてくれるのは あなた
あなただけなのに
真実しんじつの言葉ことば 伝つたえられたなら

求もとめる度たびに心閉こころとざすあなたを受うけ止とめることも出来できず
もう今いまなら全すべてを愛あいで抱だき締しめるだろう
行いかないで
忘わすれられない 今いまも

忘わすれたはずのあの切せつなさ蘇よみがえる
今いまも 心潤こころうるおしてくれるのは あなた
あなただけなのに
温ぬくもりの欠片かけら 消けしてしまえたら

忘わすれたはずのあの切せつなさ蘇よみがえる
今いまも 心導こころみちびいてくれるのは あなた
あなただけなのに
真実しんじつの言葉ことば 伝つたえられたなら