意味割いみわれた水槽グラスから 零こぼれていく
悲かなしみやすい約束やくそく 赤あかの模様もように埋うもれて
全すべてを足たしても君きみが足たりない
出会であって 信しんじて 求もとめて 焼やけつく羽根はね

まっさらなパレットを汚して欲そめてほしい
暴力的ぼうりょくてきな影色かげいろ
棘とげの雨音あまおとも 拒こばむ贋作がんさくに
途切とぎれてく 雲間くもまの瞳め

隙間すきまさえいらない ふたりの手て
叫さけび出だす様ように 心こころの針はりが飛とぶ

緻密ちみつな夢ゆめ 脆もろい季節きせつ
歪ゆがみへ舞まう 麻薬まやくに似にた水葉みずは
迷路めいろの果はて 鼓動こどうの先さき
信しんじているなら 部屋へやに閉籠とじこめてよ

永遠とわに焦こがれ 永劫とわに漕こがれ
無音むおんを知しり 絡からめる 長ながい髪かみ
Link me 余白よはくが
Lead me 怖こわいよ
Feel me 幸しあわせで 時間じかんを止とめて

日々枯ひびかれた湖グラスから 溢あふれていく
騙だまされていたい感触かんしょく 黒くろの記号きごうで 忘わすれて
全すべてを足たしてもひとつ足たりない
埃あいして 逢あいして 哀あいして 生いき着つく腫はれ

最後おわりさえいらない ふたつの手て
あぁ、違くるい出だす様ように 心こころの針はりが飛とぶ

息いきを止とめて 脚あしを落おとし
晒さらすように 魔法まほうに夢ゆめを見みる
握にぎる強つよさ 大事だいじの価値かち
心こころの比熱ひねつ 天秤てんびんは折おれたまま

運命さだめだから 定さだめだから
虚飾きょしょくを知しり 罹患りかんに呑のみこまれ
Repeat dawn 遠とおくに
Repeat night 攫さらうよ
ふと、振ふり向むけば 鎖りぼんが消きえて

刃物はものの盾たて 文字もじの羅列られつ
わがままでも 陽光ひかりを浴あびていた
当あたり前まえはどこにもない
安やすらぐ場所ばしょの 折釘おれくぎが抜ぬけ落おちる

ただ得えただけ また失うしなう
和音わおんを知しり 沙漠さばくにひとりきり
Sweet reach 遠とおくて
Sunlight 寒さむいよ
With "if" 幸しあわせで時間じかんを止とめて